lace & pearl
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ボイスが、お裁縫箱の屋根裏で ・・・
暑さに耐えながら、物思いにふけっていると ・・・
下から、元気な声が聞こえて来ます。
「まあ~! 綺麗なレース。 涼しそうね」
マロロの声です。
「そうでしょう ・・・ひらひらさせたら、もっと涼しわ」
ミロロの声も聞こえます。
マロロが、レース持って、ひらひらさせます。
「ふふふ ・・・ まるで ・・・ 蜃気楼みたいね!」
「蜃気楼の妖精なんて、いるのかしら ・・・?」
「そうね。居たら会ってみたいわね」
「砂漠に行ったら会えるかもね ・・・ ふふふ」
「針山母さん、何に使うのかしら ・・・?」
しばらくすると ・・・
下から、針山母さんの声が聞こえて来ました。
「暑いから ・・・レースのカバーで涼しくしてみたの ・・・?」
「まあっ!いつもと違った帯に見えるわ ・・・涼しそうね」
マロロの声も聞こえます。
「半襟と足袋も、レースで揃えてみたの」
「わあ~っ! 夏らしくて涼しそうだわ。かわいい!」
「長襦袢は、麻の布で作ってみたの」
「レースの半襟にも、会いそうね。 着物は・・・?」
「レースの帯に、似合いそうな柄を探して見たの」
「どう ・・・? 見つかった ・・・?」
「いろいろ探したの。苦労したわ。
でも、夏らしくて、良いのが見つかったわ」
テイジン シルパール使用
(特殊な異型断面糸使用)
「帯の色と合わせてみたの」
「良く合っているわ。パールのような輝きね」
「レースの半襟にピッタリね!」
「絹の感覚に、現代のフィーリングを生かして
優雅な風合いを出しているのが特徴ね。とても良いわ」
「家で、お洗濯も出来るのよ」
「ほんと ? とっても便利ね」
「帯揚げと帯締めは、ピンクとオレンジ系で揃えてみたの」
「着物がパープルとシルバー系だから、良いと思うわ」
「草履も、おなじ色合いにしてみたの」
「光沢があって、着物と合っていると思うわ」
「良かった!ウッソクとサッソクが必死で見つけてくれたの」
「それは、さぞかし大変だったわね!ふふ」
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ボイスが、一言 ・・・
「あいつは、蜃気楼の妖精だったのか ・・・?」
そして ・・・
真珠色に輝く宝玉の雫を一粒 ・・・
ルースの帯に垂らしました。
レースの帯に ・・・
パールのお花が咲きました。
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夏の涼しいコーディネート!
お手持ちの物で、一工夫 ・・・
いろいろなアイデアで ・・・
オリジナルファッションを楽しみましょう(*^_^*)
リメイク ・ オーダー お待ちしています。
素敵なオリジナルファッションを一緒に考えましょう。
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